Kasamatsu H, Yoshimoto S, Torai S, Kimura T, Yoshioka M, Nadahara S, Yamamoto H, Inomata Y, Kobayashi E.:Development of a Simple and Active Shunt System in the Anhepatic Stage for Surgical Training of Orthotopic Liver Transplantation.Transplant Proc. 2020 May 25:S0041-1345(20)30245-1.
Fujiyama S, Hori N, Sato T, Enosawa S, Murata M, Kobayashi E.:Development of an ex vivo xenogeneic bone environment producing human platelet-like cells. PLoS One. 2020;15(4):e0230507
小林ラボでは、ルシフェラーゼ遺伝子導入ラットを世界でいち早く樹立して、移植、再生研究のツールとして多くの国内外の研究者に譲渡し、共同研究を行ってきた。この度、台湾チャングン記念病院(F C Wei教授ら)では、調節性T細胞の注入による免疫寛容維持機構の解明に本ラットを使い調整性T細胞の生体内での動態を明らかにした(PLoS One. 2018 Sep 7;13(9):e0203624. doi)。
第5回国際組織工学・再生医療学会世界会議2018京都(2018年9月4‐7日、京都)にて下記2つの発表が行われました。Organ-Specific Decellularized Extracellular Matrix from Pig. Chimeric human hepatized spleen in adult pigs.
再生医学の加速で再生医療製品が続々と臨床試験に入っている。特に中国ではその動きが活発で、162製品が臨床試験中である(2017年現在)。ちなみに、ヨーロッパが148製品、米国が142製品で、日本は5例である。上海交通大学第九人民病院の李青峰教授が大会会長となり2017年10月28日、第3回中国医学美容幹細胞学会が海南市Baoaで行われた。小林は、未来医療に向けて「臓器を作る」とうい題で、女子医大・関根、清水先生らとの体外培養による心筋組織作成(Nature Comu 2013)と佐賀大・中山先生らとのバイオ3Dプリンターによる肝臓作成(Scientific Reports 2017)の講演を行った。
Tolba RH, Czigány Z, Osorio Lujan S, Oltean M, Axelsson M, Akelina Y, Di Cataldo A, Miko I, Furka I, Dahmen U, Kobayashi E, Ionac M, Nemeth N. Eur Surg Res. 2017 Jul 26; 58(5-6):246-262.
Omori K, Kobayashi E, Rawson J, Takahashi M, Mullen Y.
Cryobiology. 2016 Aug 30. pii: S0011-2240(16)30134-1. doi: 10.1016/j.cryobiol.2016.08.010. [Epub ahead of print]
City of Hope(米国)のBeckman Research Instituteとの共同研究の成果が発表されました。本論文は、膵臓から冷保存や分離処置を経て膵島が分離される際の、BBC3/Bbc3プロアポトージス遺伝子の関わりを明らかにしたものです。
私共の研究室で開発されたATPを可視化できるルシフェラーゼ遺伝子導入ラットがこちらの研究に貢献致しました。